フライトキャンセル
イギリスの夏休み留学にて、手配しているお客様の中で、先日、何名の方がフライトキャンセル(欠航)にあってしまいました。
・・・最悪です。
当初、乗り継ぎ時間がちょうど良かったのですが、今回のフライトキャンセルにて乗り継ぎ時間もかかり、尚かつ経由地が増えるという最悪な代替えなってしまいました。
もうすでに発券しているのに、こういう一方的な航空会社からのフライトキャンセルは困りますね。それも中高生の子供たちなので、親御さんの理解を求めるのも大変です。
親御様からの問い合わせを頂きましたが、航空会社に代わり謝るだけです。発券したお客様に関しては、航空会社から直接お詫びしてもらいたいくらいです。ただでさえ、発券手数料の世界で仕事しているのですが、こういう苦痛を味わうのであれば、お客様独自で手配してもらうほうがいいかもしれないですね。決して気分のいいものではないのは分かっているだけに、そんな急に変更になっても心情的には理解できないと思います。
ただ、今回勉強になったのは、留学のお申し込みを頂く際、航空券を弊社で手配する場合は、しっかり『フライトキャンセル』の意味を教えなければならないということでした。メインの留学でも、航空券でも、保険でも、査証でも・・・もっというならば語学学校でも、滞在先でも・・・細かな補足説明ばっかりを隅々まで説明すると終わりません。大量な情報を教えるのは、正直なところ滅入りますが、お客様には、トラブル事例として注意事項説明書みたいなものを作成したほうがいいかもしれないです。
下記は、旅行用語説明にて抜粋したものです。
フライト・キャンセル
フライトキャンセルとは欠航のことです。
FIX(変更不可)チケットであっても、自分の意志ではなく、機材故障、天候不良などによってフライトがキャンセルになった場合は、通常航空会社の好意で空席のある代替便を探してくれます。
フライトがキャンセルになったら、早めにカウンターへ行き代替便を探してもらうことをお勧めします。
自社便で適当な便がない時は他社便に振り替えてくれる事もよくあります。
また、途中の乗り継地で機材不良等で乗り継ぎ便がキャンセルになってしまった場合は航空会社がホテルも 用意してくれる場合があります(天候不良時は除きます)。
カウンターで翌日の振替え便を予約して指定された ホテルでの宿泊可能です。
ただし、これらの対応は航空会社の好意であって義務ではありませんので、ご注意ください。
このたびは、フライトキャンセルになってしまったお客様に置かれましては、航空会社からの代替便にてご理解ください。
フライトスケジュールは、変わるものでもありますので、海外旅行や短期留学、長期での留学や出張される方もすべてにおいて、出発直前にて必ず確認しておきましょう。