留学相談『パスポート食べられた』
先日、アメリカのビバリーヒルズで語学留学する予定だったSくんより連絡が・・・
出発3日前の電話のやり取り内容です。
S君『内田さん、やばいっす。パスポートが食べられたんです。』
内田『え?意味が分からないんだけど、まずは落ち着いて!』
S君『うちの犬がパスポートを噛みちぎって、一部食べたんです。。。』
内田『それって、、、本当!?』
S君『大丈夫ですかね?行けますか?』
内田『ページの破片とかあるよね・・・破れただけだったら問題ないかもしれないけど、ICチップのところや顔写真のページが破れていたらまずいよ。』
S君『そこは大丈夫なんですけど、一部、破れていて破片がないんです。』
内田『そこの判断が難しいから、パスポートセンターへまずは聞いてみて!』
S君『とりあえず、詳しく聞いてまた連絡します!!』
その後、S君はパスポートセンターへ出向き、噛みちぎられたパスポート原本を見せたようで・・
内田『パスポートセンターの方は、なんと言ったの?』
S君『破れていたものは破片があればいいけど、欠けているものがあれば、どんなパスポートでも出国や入国審査で通過できないのが国際法のルールなので、恐らく足止めされると思います。こちらのパスポートで留学されないほうが宜しいかと思いますといわれました。』
内田『ダメだったか・・・最悪だね。。。』
S君『内田さん、もし、これキャンセルした場合は、日付を変更した場合のお金っていくらかかりますか?!』
再度、かかる料金を調べたところ・・・
航空券キャンセル 約4万円
取り直した航空券代金で、購入した金額の差額分(高くつく) 約1万円
学校の一部キャンセル料金 約2万円
約7万円のお支払い! 実際は、パスポート再発行手数料も自己負担。
パスポート再発行に、更に1週間かかるので、パスポート再取得後に、すぐ渡米することにしました。
また、留学期間を3週間から2週間に変更することにしました。
S君『俺、初めて自分のペットをビンタしました!』
内田『きっと、ワンちゃんは、S君がこの出発日に何かあると思って引き止めたと思うよ。』
S君『何の慰めもなってないですよ(笑)。』
内田『行かないでワン(笑)。』
S君『内田さん、楽しんでないですか!?』
可愛そうなS君でした。 ヨークシャーのワンちゃんということで、今後とも可愛がってくださいね。
こちらがそのパスポートみたいです・・・